牧衷さんが2015年10月13日に亡くなられました

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牧衷さんを追悼して
仮説実験授業研究会ニュースに掲載した追悼文です。
牧衷さんを追悼して(改訂).pdf
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平和運動としての仮説実験的認識論研究会

吉田秀樹さんによる仮説実験的認識論の研究会は4月25日26日に保育コンソシアーム愛知で開かれます。ギリシア史、ミョウバンの歴史と原子論の話です。主催者の高木さんは板倉先生が楽しい授業フェスティバルで講演した平和運動の話と連動するものだと言っています。平和運動のあり方に長年問題点を感じてきました。退職を機に、平和運動をやっていきたいと思っています。戦争は国民が起こすものだということを押さえることが大切だと思っています。多くの方がこの研究会に参加してくれることに期待しています。是非ご参加ください。

90歳の小野田三男さん、2回講演

──探究的学習の限界を知ることから仮説実験授業へ

板倉先生不参加のため急遽、小野田三男さんが登場。2014年12月26日は最初期の仮説実験授業研究の様子について講演。翌日の27日は「私と仮説実験授業」の講演。平和な国日本再建のためには(社会科教育でなく)理科教育を通じて科学的精神を育てなければならないと思ったそうです。仮説実験授業を始める前に実験・観察を中心とした探究的学習を猛烈にやったそうですが、そこから科学の考えは生まれてこなかった。どうすればいいかと考えていたときに板倉さんの研究に出会ったということでした。探究的学習が大切ということが最近強調されていますが、このような歴史をよく研究することが大切だと思います。